−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/03 1,037.00 1,047.75 1,029.25 1,031.75 - 6.75 2025/05 1,053.25 1,064.00 1,045.75 1,048.25 - 7.25 2025/07 1,069.75 1,079.00 1,061.50 1,064.00 - 7.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 303,581 253,056 902,685 ( + 7,906) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(2月25日−3月1日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を下回る〜平年並。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は軒並み反落。前日比は7.50〜3.25セント安。3月限は6.75セント 安の1031.75セント。 今週末から来週にかけてアルゼンチンで降雨になるとの見方や、ブラジル産地中部で の雨量減少という南米産地の天候改善が重石となった。また、コーン・小麦の軟調な足 取りも売りを呼ぶ要因になった。 3月限は1037セントで取引を開始。その後はじり高となって欧州の時間帯終盤に は1043セントに到達。シカゴの時間帯を迎えると一段高となって1047.75 セントの高値まで浮上したが、その後は急速に軟化し終盤には1029.25セントの 安値まで下落。安値からの戻りも浅いまま安値圏で引けを迎えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 北部で散発的な降雨が発生。気温は平年並みだった。今後も北部を中心に20日まで 散発的な降雨となり、21〜22日は局地的な降雨になる見込み。気温は20日まで平 年並、21〜22日は平年を上回るだろう。パラナ州、サンパウロ州などでは降り続く 雨の影響で大豆の収穫やサフリーニャコーンの作付の大幅に進展することはないだろ う。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 局地的な降雨となり気温は平年並〜平年を上回った。今後も22日まで局地的な降雨 が続く見込み。雨量が減少していることで農作業が進行する余地が出てきている。二期 作目となるサフリーニャコーンの作付けに適した時期の期限があと1週間と迫っている が、マトグロッソ州を中心に、この2週間で積極的にサフリーニャコーンの作付が進め られた結果、サフリーニャコーンの作付ペースはもう少しで平年並、という状態まで進 行。 <アルゼンチン全域> 先週末の降雨は限られており、一部地域では乾燥した状態が続いた。今週も22日ま で概ね降雨は発生せず、少雨傾向が続く見込み。これからの降雨も作柄改善には遅すぎ る雨となるなか気温の上昇が見込まれ、穀物にはさらにストレスがかかると予想され る。南部では前線の到来により22日から24日にかけての数日にわたって必要とされ る降雨が発生する見通し。北部でもこの前線の移動に伴い26日から3月1日にかけて 降雨が発生する可能性がある。 大豆製品は、大豆油は原油の堅調な足取りにもかかわらず、大豆の軟調に追随安とな った。一方の大豆粕は前日に値を下げた後で大豆油とのストラドルに絡んだ売買が意識 され、買い優勢で運ばれた。 大豆粕3月限は前日比0.90ドル高の294.70ドル。 今日の材料 ・ブラジル産地南部は今週も降雨が続く見込み。大豆の収穫および二期作コーンの 作付け遅延懸念が高まる。 ・ブラジル中部では雨量減少に伴いサフリーニャコーンの作付けペースが上昇。 ・アルゼンチン産地では少雨傾向が続くなか気温が上昇。今週末から来週にかけて 降雨が見込まれるも作柄改善は期待薄。 MINKABU PRESS
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