ゴム午前=買い先行、上海高を好感

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、買い先行。寄り付きでは、上海夜間高を好感し、買いが優勢で推
移した。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが一段高となったことから、上げ幅を拡大
している。TSR20は、出来ず。

 午前11時52分現在のRSS3号は前営業日比1.0〜6.0円高。活発限月の7
月限は同6.0円高の375.3円、期先26年1月限は出来ず、推定出来高は251
枚(前日夜間取引含む)。

【7月限は370円を中心とした値動き】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、上海ゴムが上昇したことを受けて、買いが先行
している。活発限月の7月限は、375円台に水準を引き上げている。7月限は、2月
5日以降、大きくみれば360〜380円のレンジ相場に入っている。このため、37
5円付近からは上値が重くなることが多い。今日午後の取引では、375円付近からの
売りをこなされるのか注目したい。375円超で上値が重くなるなら、360〜380
円のレンジ相場がしばらく続きそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号は5月限と8月限が約定し、1.4セント高と
2.2セント高、TSR20も買い優勢となり、0.3〜1.0セント高で推移してい
る。
 上海ゴムは軟調。午前11時00分現在、指標限月の2025年5月限は、前営業日
比110元高の1万7875元で推移している。

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