シカゴ大豆の夜間取引は堅調。3月限は1030セント台後半まで上昇してすでに前 日の下げ幅を取り戻している。引き続き南米産地の天気に注目したいが、アルゼンチン はともかく、ブラジルに注目すると、それほど強材料視できない状況となっている。ア ジアの時間帯の上げ幅を維持できるか否かに注目したい。 前日のシカゴは反落。このところの下落する時の常套句だが、ブラジル産の豊作見通 しに圧迫された。ブラジル現地の調査機関の見方は軒並み1億7000万トン台の生産 高となっており、今後米農務省(USDA)見通しが1億6900万トンから上方修正 されるのがほぼ確実視されている。加えて、多雨で収穫遅れが懸念されてきたが、収穫 進捗率は調査会社によって微妙に違うが、先週時点で23〜27%(前年同期は31% 〜32%)となり、それほど著しく遅れているわけではない。 3月限は1029.25セントまで下落した後、引けは1031.75セントと、 1030セント台を回復した。 <今夜の予定> ◆ ドイツ ◆ 【経済】 16:00 生産者物価指数 2025年1月 (連邦統計庁) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 22:30 新規失業保険申請件数 (労働省) 【経済】 22:30 製造業景況指数 2025年2月 (フィラデルフィア連銀) 【経済】 2/21 00:00 景気先行指数 2025年1月 (カンファレンスボード) 【工業】 2/21 01:00 週間石油統計 (EIA) 【納会】 WTI原油 2025年3月限 (NYMEX) ◆ カナダ ◆ 【経済】 22:30 鉱工業製品価格指数 2025年1月 (カナダ統計局) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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