アジア株 香港株3年ぶり高値 アリババが急騰、予想上回る決算にコーエン氏の株式取得 東京時間14:05現在 香港ハンセン指数 23309.25(+732.27 +3.24%) 中国上海総合指数 3376.72(+25.94 +0.77%) 台湾加権指数 23710.31(+222.85 +0.95%) 韓国総合株価指数 2648.50(-5.56 -0.21%) 豪ASX200指数 8295.10(-27.72 -0.33%) インドSENSEX30種 75288.81(-447.15 -0.59%) アジア株はまちまち。 豪州株は5営業日続落、約1カ月ぶり安値。豪中銀が「インフレ勝利宣言はまだ」としていることから早期追加利下げ期待が消滅。豪中銀のブロック総裁もハウザー副総裁もさらなる利下げには慎重な姿勢を示している。 香港株は大幅反発。2022年2月以来、3年ぶり高値をつけている。DeepSeekブームやアリババ好決算を受けた買いが強まっている。レノボやSMIC、シャオミ、テンセントホールディングス、バイドゥ、JDドットコム、快手科技、美団などハイテク関連が総じて上昇。金融や自動車、医療品、通信サービス、不動産なども軒並み上昇している。 アリババは13%高、2021年11月以来の高値をつけている。第3四半期決算の売上高が市場予想を上回ったほか、CEOが今後3年間でAIインフラに積極的に投資すると発表したことが好感されている。CEOは過去10年間よりも多くの資金を投じる予定で、独自のAIモデルの開発も含まれると述べた。また、物言う株主のコーエン氏が数億ドル相当のアリババ株を取得したとの報道も材料視されている。コーエン氏はここ数カ月でアリババ株を約700万株に拡大している。コーエン氏はアリババ株は過小評価されていると指摘。また、中国の長期的経済成長見通しについて強気だという。 上海株は昨年末以来の高値をつけている。中国当局が経済発展を支援するため積極的な財政政策の実施を約束した。中国政府系ファンドが好む中国株ETFの1つへの資金流入が急増、中国CSI500は12月13日以来の高水準となっている。
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