21日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。香港株は大幅反発。電子商取引大手のアリババ・グループが市場予想を上回る好決算を発表したことで、14%超の大幅上昇となり、好決算銘柄を中心に買いが広がった。上海株や深セン株など中国本土市場もネット関連株やハイテク株中心に買いが広がった。台湾株は反発。半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)や半導体メーカーのメディアテックなど、半導体関連株中心に買われた。 東京時間17:31現在 香港ハンセン指数 23477.92(+900.94 +3.99%) 中国上海総合指数 3379.11(+28.33 +0.85%) 台湾加権指数 23730.25(+242.79 +1.03%) 韓国総合株価指数 2654.58(+0.52 +0.02%) 豪ASX200指数 8296.21(-26.62 -0.32%) 中国大陸市場で上海総合指数は反発。コンピューター部品メーカーの海光信息技術、ソフトウエアメーカーの中科寒武紀科技、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、酒造会社の貴州茅臺酒、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が買われた。 香港ハンセン指数は大幅反発。コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディング、電気自動車(EV)メーカーの理想汽車、インターネット関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が買われた。 豪ASX200指数は続落。資源・鉱山会社のBHPグループ、保険会社のQBEインシュアランス・グループが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、ソフトウェアサービスのコンピュータシェアが売られた。 MINKABU PRESS
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