●レビュー穀物、過熱感から調整売り優勢に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 21日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比7.75セント安の505.00セン
ト、小麦先物相場は同3.75セント高の604.00セント、大豆先物相場は同
5.75セント安の1057.25セントとなった。週末を控えて調整売りが優勢だっ
た。原油相場の急落もあり、最近の堅調地合に対する反動安になった。トウモロコシ
は、価格高騰で今年の作付面積増加圧力が強まるとの見方もネガティブ。輸出成約高は
ともに市場予想のレンジ内に収まったことで、あまり材料視されなかった。
 24日のシカゴトウモロコシ先物相場は前日比8.00セント安の497.00セン
ト、小麦先物相場は同10.50セント安の593.50セント、大豆先物相場は同
9.75セント安の1047.50セントとなった。トウモロコシと小麦相場は、過熱
感から調整売りが優勢だった。アルゼンチンの降雨予報もネガティブ。トウモロコシは
2025年の面積増加予想も上値圧迫要因になっている。大豆も他穀物相場につれ安し
た。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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