●レビュー金、過去最高値圏での取引=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 21日のニューヨーク金先物相場は、前日比2.90ドル安の2953.20ドル。
短期的な過熱感から利食い売り優勢の展開になった。過去最高値を更新したこともあ
り、利食い売りが優勢だった。週末を控えていることもあり、買い玉整理の動きが優勢
だった。しかし、米長短金利が大きく低下したこともあり、ニューヨークタイム入り後
は押し目買いが入り、前日比での下げ幅は限定的だった。安値は2930.10ドル。
 24日のニューヨーク金先物相場は、前日比10.00ドル高の2963.20ド
ル。安全資産の買いで底固い展開が続いている。引き続きトランプ政権の通商政策に対
する警戒感が強い。先行き不透明感が、金相場の値上がりに直結している。また、米長
短金利が低下したこともポジティブ。インフレ懸念が高まるも、景気リスクの織り込み
が優勢になっている。金利低下を受けて、金上場投資信託(ETF)買いの動きも好感
された。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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