プラチナ午前=プラチナは続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安と円高を受けて売
り優勢で始まった。その後は、円高一服を受けて下げ一服となった。パラジウムの商い
は成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが100〜15円安、プラチナミニが
42〜21円安、プラチナスポットが45円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが7306枚、プラチナミニが1012
枚、プラチナスポットが2313枚、パラジウムが0枚。
【NYプラチナはドル高が圧迫】
 プラチナはドル高が圧迫要因になった。23日投開票のドイツ総選挙で最大野党の保
守陣営「キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)」が第1党になったことを受
け、ユーロが一時上昇した。ただその後は、連立政権発足までにかかる時間が意識され
上げ幅を縮小した。米国の関税に対する懸念も下げ要因である。トランプ米大統領は、
3月4日に迫るカナダとメキシコに対する関税発動は「予定通り」という認識を示し
た。
 プラチナ先限は夜間取引で4588円まで下落した。ニューヨーク安や円高が圧迫要
因になった。円相場は1ドル=149円台後半で円高が一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の966.20ドルから、ドル高が
圧迫要因になったが、下げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは967.30ドル、パラジウムが937.90ドルで推
移。前営業日の大引け時点はプラチナが971.82ドル、パラジウムが970.30
ドル。
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