[今夜の視点]シカゴ大豆=チャート悪化、ただ米国産の作付面積縮小観測も

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は堅調。3月限は再び1030セント台を回復している。チャ
ート的には1050セントで強い上値抵抗に当たり反落する展開となっており、今夜一
段安となり、1024セントを下回るとチャートが崩れることになるため要注意。ただ
27〜28日に予定されている米農務省(USDA)の農業展望会議で、今年の米国産
大豆の作付面積が減少することが予想されているため、それが今後下値支持要因となる
可能性もある。
 前日のシカゴは続落。週間輸出検証高は85万トン台だったが、この日は南米産地が
弱材料視された。下落場面ではブラジル産の豊作見通しが弱材料視されやすくなる。

 3月限は1027.00セントまで下落した後、引けも1029.00セントと、
1030セント台を回復できなかった。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 16:00 国内総生産 2024年10-12月期確報(連邦統計庁)
◆ アメリカ ◆
【経済】 23:00 住宅価格指数 2024年12月(連邦住宅金融局)
【経済】 23:00 ケース・シラー住宅価格指数 2024年12月(S&P)
【経済】 2/26 00:00 消費者信頼感指数 2025年2月(カンファレンスボード)
【工業】 2/26 06:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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