−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (25/ 4) 2968.5 2970.4 2897.0 2918.8 - 44.4 (25/ 6) 2996.3 2996.9 2925.0 2946.8 - 44.3 銀 (25/ 3) 3272.0 3279.0 3160.0 3182.6 - 77.7 (25/ 5) 3305.5 3311.0 3189.5 3212.5 - 80.5 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 242,207 166,254 529,785 (+ 4,464) 銀 117,330 103,017 168,057 (- 949) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 43,621.16 + 159.95 前日 149.71/73 1.0465/67 ・ナスダック 19,026.39 - 260.54 本日 148.95/97 1.0515/17 ・10年米国債利回り 4.29 - 0.10 ・NY原油 (25/ 4) 68.93 - 1.77 ・SPDR保有金残高 907.53 + 3.15 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金は急反落、銀は大幅続落。前日比は金が45.2〜43.4ドル安、 中心限月の4月限が44.4ドル安、銀が81.1〜77.4セント安、中心限月の3 月限は77.7セント安。 金4月限は急反落。時間外取引では、ドル高が一服したが、ウクライナ停戦の可能性 を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られ た。日中取引では、ドル安を受けて押し目を買われたが、ウクライナ停戦が意識される なか、利食い売りが出ると、時間外取引の安値を割り込んで急落した。 銀3月限はドル安となったが、金急落につれ安となった。 ニューヨーク金4月限は急反落。時間外取引では2936.2〜2970.4ドルのレ ンジで推移、前日比21.1ドル安の2942.1ドルとなった。4月限は高寄りした のち、ドル高が一服したが、ウクライナ停戦の可能性を受けて売り優勢となった。欧州 時間に入ると、下げ一服となったが、戻りは売られた。 日中取引では、ドル安を受けて押し目を買われ、2959.7ドルまで戻した。その 後は、ウクライナ停戦が意識されるなか、利食い売りが出ると、時間外取引の安値を割 り込だ。テクニカル要因の売りが出て急落し、2897.0ドルまで下落した。 米仏首脳会談後、トランプ米大統領はできるだけ早期のウクライナ停戦を望む立場を 示し、そのために取り組んでいると説明した。合意が成立すればモスクワでプーチン氏 と会談することも可能だと述べた。マクロン仏大統領はまず停戦交渉を行い、その後、 安全保障に裏付けられた和平合意を結ぶ必要があるとして、より慎重なアプローチを主 張した。一方、トランプ米大統領は、3月4日に迫るカナダとメキシコに対する関税発 動は「予定通り」という認識を示した。また米政権は対中半導体規制の強化を目指して いる。 ニューヨーク銀3月限は、時間外取引で3203.5〜3279.0セントのレンジ で推移し、前日比40.3セント安の3220.0セントとなった。3月限は高寄りし たのち、ドル高一服を受けて堅調となったが、金軟調を受けて戻りを売られた。欧州時 間に入ると、手じまい売りが出て下げ幅を拡大した。 日中取引では、ドル安を受けて押し目を買われ、3256.5セントまで戻した。そ の後は金軟調を受けて戻りを売られると、時間外取引の安値を割り込み、3160.0 セントまで下落した。 2月24日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比7万1256オンス増の 3888万2330オンス、銀は295万1561オンス増の3億9531万8793 オンス。 今日の材料 ・欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、ECBの2.75%の預金金利 が依然として経済を抑制しているかどうか明確に分からなくなっているとの認識を示し た。 ・ベッセント米財務長官は、米経済について、実態は経済指標で示されているよりも 「ぜい弱」な可能性があるとし、政府支出と規制の削減を通じ成長の「再民営化」を目 指すと表明した。 ・2024年12月の米住宅価格指数は前月比0.4%上昇した。供給の改善にもかか わらず大きく上昇した。住宅ローン金利の上昇と相まって、住宅購入のハードルは引き 続き高くなるとみられる。 ・2月の米消費者信頼感指数は98.3と、前月から7ポイント低下した。低下幅は 2021年8月以来、3年半ぶりの大きさ。予想の102.5も下回り、24年6月以 来の低水準となった。トランプ政権が掲げる関税措置で物価が上昇するとの懸念から、 向こう1年のインフレ期待は6%と、5.2%から急上昇し、23年5月以来の高水準 となった。 ・イランのアラグチ外相は、同国を訪問しているロシアのラブロフ外相との共同記者会 見で、イランの核開発問題を巡る協議について、イランは米国の「圧力と制裁」の下で は交渉しないと述べた。 ・メキシコのシェインバウム大統領は、トランプ米政権によるメキシコとカナダに対す る関税発動の一時停止期限が3月4日に迫る中、貿易政策を巡り米政府と協議を継続し ていると明らかにした。 ・トランプ米政権のウィトコフ中東担当特使は、今週予定していた中東訪問を延期す る。ロシア・ウクライナ情勢を巡る外交努力が理由という。 ・ウクライナは、同国の重要な鉱物資源や石油・天然ガスを共同開発する取引で米国と 合意した。 MINKABU PRESS
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