アジア株 総じて下落、香港株は反落

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:47現在
香港ハンセン指数   23718.29(-69.64 -0.29%)
中国上海総合指数  3388.06(+7.85 +0.23%)
台湾加権指数     23053.18(-349.37 -1.49%)
韓国総合株価指数  2621.75(-19.34 -0.73%)
豪ASX200指数    8268.22(+27.54 +0.33%)
インドSENSEX30種  74652.75(+50.63 +0.07%)

 27日のアジア株は総じて下落。上海株は小幅続伸。一時マイナス圏に転じたものの、来週開幕する全国人民代表大会(全人代)での政策期待などを背景に堅調な動きを見せた。香港株は反落。前日に3%超の上昇となった反動から利益確定の売りに押された。ハイテク関連株などが売られた。なお、各市場にとってトランプ関税への警戒感は上値を抑える結果となった。
   
 上海総合指数は小幅続伸。酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、コンピューター部品メーカーの海光信息技術が買われる一方で、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。
   
 香港ハンセン指数は反落。自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)が買われる一方で、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、通信サービスの中国聯通(チャイナ・ユニコム)、オンライン旅行代理店の携程旅行網(トリップ・ドット・コム・グループ)、コンピュータ・メーカーの聯想集団(レノボ・グループ)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、小売りチェーンのコールズ・グループ、航空会社のカンタス航空が買われる一方で、医薬品メーカーのCSL、ソフトウエア会社のワイズテック・グローバルが売られた。

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