トウモロコシは、アルゼンチンの乾燥傾向、良好な輸出環境を背景に、高値圏での取 引が続いていたが、調整局面に入っている。単純な投機買いの過熱感に加えて、通商リ スクの高まりが嫌気されている。3月4日に、中国は米国産農産物に対する報復を開始 した。アルゼンチンの降雨報告が調整売りを誘っている。このため450セント割れの 攻防に目線が切り下がる。一方で、需給は適度に引き締まっており、輸出環境も良好。 過熱感の緩和が進むと改めて500セント台乗せが打診される見通し。 大豆は、米中通商問題が警戒されることが上値を圧迫するが、トウモロコシ相場とは 異なり過熱感が乏しいため、大きく値を崩す必要性は乏しい。ただし、中国が米国産農 産物を狙い打ちにした報復関税などを発表しており、1000セント水準での下げ止ま りの有無に目線が切り下がる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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