【場況】 金が続伸。米中貿易戦争の激化で、中国を中心とするBRICSのドル離れが加速 し、各国の金準備拡大が続く見通しであることが支援要因。米国は中国からの輸入品に 対する追加関税を10%上乗せして20%とした一方、中国は報復関税を発表してい る。西側諸国のなかで米国がロシアに接近しており、西側のなかでの米国離れが始まる リスクがあることもドルの圧迫要因。米国の北大西洋条約機構(NATO)離脱が警戒 されており、欧州連合(EU)は独自の安全保障を整える方向で動き出している。 銀の商いは成立しなかった。 午前11時57分現在の前営業日比は、金標準が140〜193円高、金ミニが 137〜168円高、ゴールドスポットが690円高、銀が変わらず。 午前11時57分現在の出来高は、金が2万4738枚、金ミニが8206枚、ゴー ルドスポットが401枚。 【中国では全人代が開幕】 中国では第14期全国人民代表大会(全人代)が開幕した。李強首相は2025年の 実質経済成長率の目標を5%前後とし、3年連続で据え置いた。財政支出の拡大で内需 を刺激し、景気回復を後押しする見通し。 金先限は1万4154円まで上昇。夜間取引の高値をやや上回った。ただ、円相場が 1ドル=150.18円付近まで円安に振れた後、再び円買いが入っており、先限の重 しとなっている。 【ドル建て現物相場】 金のドル建て現物相場は軟調。前日にかけて急速な戻りが続いた反動で売りが持ち込 まれている。一時2902.25ドルまで軟化。午前11時54分現在で、 2905.99ドルで推移。 MINKABU PRESS
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