石油午前=下落、関税戦争の拡大による需要下振れを警戒

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスが来月から増産を開始し
ようとしているなかで、米国の関税戦争によって世界経済が悪化し、需要が下振れする
リスクが意識されており、供給過剰懸念が強まっている。米国と中国の貿易戦争は激化
する傾向にある。円相場が1ドル=149円ちょうど付近で、前日よりも円高・ドル安
推移していることも重し。ただ、時間外取引でニューヨーク原油は買い戻しが優勢。
 日中取引開始後、原油の2025年7月限は下げ幅をやや縮小。一時6万3060円
まで戻した。
 午前11時06分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1520〜1050円安。
 午前11時06分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1187枚。
【ロシア政府、イランの核問題を米国と協議】
 ロシア政府は、今後の米ロ協議にはイランの核開発問題が議題の一つに含まれると発
表した。この問題について両国はすでに対話を開始しており、ロシア政府はイランの核
問題解決は平和的に行われなければならず、その可能性はあるとの認識を示している。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.39ドル高の66.70ドルで推移。
本日これまでのレンジは66.31〜66.73ドル。
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