[本日の見通し]石油=下落、今晩は米雇用統計

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年7月限は下落。ただ、夜間取引の段階で下げは一
服している。
 本日は2月の米雇用統計が発表される。低調な結果ならば、今年の米追加利下げ観測
が強まり、足元の円高・ドル安を後押しする可能性がある。円相場は1ドル=147円
後半で推移。
 ただ、米新規失業保険申請件数など関連指標からすると、米雇用環境は引き続き安定
している。米非農業部門雇用者数(NFP)の伸びが下振れするリスクは限定的だろ
う。また、今回の米雇用統計が悪化するとしても、物価見通しは貿易戦争の行方次第で
あり、雇用環境の動向が金融政策見通しを変化させる余地は乏しい。
 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.12ドル安の66.24ドルで推
移。本日これまでのレンジは66.21〜66.35ドル。
 原油7月限の予想レンジは6万1600円から6万2600円、ガソリン先限は8万
5500円から8万6500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。
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