−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 現物 3カ月物 アルミ 2,720.21 + 11.82 2,705.50 + 8.50 アルミ合金 2,507.50 - 1.75 2,459.00 0.00 銅 9,608.63 - 139.14 9,613.50 - 120.50 ニッケル 16,291.96 + 207.39 16,504.00 + 206.00 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− アルミ3カ月物は小幅続伸。2699ドルで小高く取引を開始。銅の反落につれ安と なったが、2675.50ドルで買い拾われ下値の堅さを示した。アルミは前日、2月 21日以来の高値をつけたが、銅ほどの高値警戒感はなく、押し目買い優勢となり、 2700ドル台を回復した。2711ドル台で頭打ちながら短期トレーダーらの利食い 売りを吸収し、小高く引けた。 銅3カ月物は反落。9681.50ドルに反落で寄り付いた後、9708ドルで戻り を抑えられ、プラスサイドに浮上できずに推移。前日、昨年11月5日以来、約4カ月 ぶりの高値をつけ、高値警戒感が強いなか、1月のドイツ製造業受注高が前月比7%減 の予想を大きく超える落ち込みを示し、このところ高値更新となっていたドイツ株が DAX指数で2%近い下落となったことから軟調な展開を強いられた。9564ドルま で急落となり、前日の安値9568ドルをわずかに下回った。2月の米雇用統計で失業 率が事前予想を上回ったことからドル安となったことで下げ幅を縮小もトランプ関税に よる景気不安が警戒され、120ドル超の下落となった。 ニッケル3カ月物は続伸。1万6275ドルで反落で取引を開始。1万6175ドル まで下げ幅を拡大したが、中国の景気刺激策期待などで押し目買いが強く、戻り歩調と なり、反転。前日の高値1万6340ドルを上抜くと、上げ幅を拡大し、昨年11月8 日以来の高値となる1万6580ドルの高値をつけた。トランプ関税の不安から利食い 売りも出たもようだが、200ドル超の上げ幅を維持して引けた。 今日の材料 ・7日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。 ・中国上海総合指数は続伸、8.55ポイント安の3372.55ポイント。 ・欧州株は下落。1月のドイツ製造業受注が前月比7%減の予想を大きく超える落ち 込みとなったことなどが嫌気され、独DAXの下げが目立った。 ・2月の米雇用統計 結果 15.1万人 予想 16.0万人 前回 12.5万人(14.3万人から修正) 結果 4.1% 予想 4.0% 前回 4.0%(失業率) 結果 0.3% 予想 0.3% 前回 0.4%(0.5%から修正)(平均時給・前月比) 結果 4.0% 予想 4.1% 前回 3.9%(4.1%から修正)(平均時給・前年比) ・パウエルFRB議長は「政策金利の変更を急ぐ必要はない、より明確な材料を待つこ とができる。インフレターゲットである2%への道は今後も困難が続く。長期的なイ ンフレ期待はおおむね安定不確実性にもかかわらず、米経済は好調。雇用は堅調で おおむね均衡。関税によって短期のインフレ期待が上昇。 ・ドルは下落。ドル円は一時1ドル=146.90円台まえ下落。安値を離れ、147.90円台 でニューヨーク時間の大方の取引を終えた。ユーロドルは1ユーロ=1.0888ドルま で上昇し、昨年11月6日以来の高値をさらに更新。1.0830ドル台で堅調に終了。 ・米国株は反発。ニューヨークダウは222.64ドル高。ナスダック指数が126.96ポイント 高(0.70%高) ・ニューヨーク貴金属はパラジウムを除き反落。ニューヨーク原油は続伸。 MINKABU PRESS
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