●短期見通しゴム、売られ過ぎにだけ要注意=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 360〜380円のボックス上限を試していたのが、一転して下限を試す展開になっ
ている。減産期手掛かりとした買いから、需要不安の売りにテーマがシフトしている。
通商リスクに留まらず、景気減速リスクの織り込みも強化されている。目先は昨年
11月安値340円割れが打診されるが、同水準も下抜くとファンドの投げ売りで、
10円刻みで下値切り下げを打診しよう。特に為替が円高傾向を維持すると、円建てゴ
ム相場の上値は圧迫されやすくなる。値頃感もある価格水準だが、通商リスクの織り込
みが最優先される地合が続こう。産地相場も値下がり、サヤは順サヤ傾向が強くなって
いる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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