米国株が急落する中、金相場は調整売り優勢の展開になった。トランプ米大統領がリ セッション入りの可能性を排除しなかったこともあり、投資家のリスク選好性は大幅に 後退している。通商リスクが景気リスクに発展しつつあり、先行き不透明感から安全資 産に対する投資ニーズは維持されやすい。一方で、投資家のリスク選好性が過度に低下 すると、金市場でも持ち高調整の売りが膨らむ可能性がある。10日の金相場の急落 は、一般的には2月消費者物価指数の発表を控えての持ち高調整とされているが、金相 場が大きく値下がりしたタイミグは、株価急落のタイミングと一致していたことには注 意が必要。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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