日中取引開始後、原油の2025年8月限は上昇。ただ、夜間取引で上げは一服して いる。 ウクライナは米国が提案した30日間の停戦案を受け入れる用意があると表明した。 ただ、停戦協議が進められている一方で、米国はウクライナに対する軍事支援を再開し た。ロシアは一時的な停戦期間にウクライナが軍備を整えるリスクを意識しており、ウ クライナ停戦は遠い。ドイツのメルケル元首相が指摘したように、2015年のミンス ク合意はウクライナが軍備を強化するための時間稼ぎだったこともあり、ロシアにとっ て西側の停戦案は罠である可能性が高い。 ロシアがこの停戦案を受け入れるなら、また西側に騙されるだけである。また、一時 停戦で合意しなければ、悪者ロシアがウクライナを滅ぼそうとしているというプロパガ ンダが再び始まるだろう。ウクライナ戦争初めのように、プーチン大統領は錯乱してい る、あるいは病気であるとの観測報道が相次ぐに違いない。騙されるか、引き続き悪者 扱いされるのかの二択であり、ウクライナ戦争がさらに長期化する可能性を想定すべ き。米国は対ロシア制裁を強化することになるのではないか。 時間外取引でニューヨーク原油4月限は前日比0.12ドル安の67.56ドルで推 移。本日これまでのレンジは67.51〜67.79ドル。 原油8月限の予想レンジは6万2500円から6万3500円、ガソリン先限は8万 5500円から8万6500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。 MINKABU PRESS
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