石油午前=上昇、EIA週報やOPEC月報が相場を押し上げ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は上昇。米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫は増加した
ものの、石油在庫は全体として取り崩しが続いていることが相場を押し上げた。季節的
に米国ではガソリン需要が上向いている。石油輸出国機構(OPEC)の月報で堅調な
需要見通しが据え置かれたことも支援要因。円相場は1ドル=148円前半で推移して
おり、前日とほぼ横ばい。時間外取引でニューヨーク原油4月限は弱含み。
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は堅調。ただ、夜間取引の値幅内でやや押
し戻されている。
 午前10時50分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
650〜1230円高。
 午前10時50分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が646枚。
【本日はIEA月報】
 本日は国際エネルギー機関(IEA)が月報を公表する。石油輸出国機構(OPE
C)の月報と比較してIEAの需要見通しは弱気であり、今年の供給過剰見通しが再び
示されるか注目したい。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.16ドル安の67.52ドルで推移。
本日これまでのレンジは67.48〜67.79ドル。
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