石油午前=軟調も、円安やNY時間外取引の上げが下支えに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は軟調。国際エネルギー機関(IEA)が供給過剰見通しを示したこ
とが重しとなっている。貿易戦争を背景とした世界的な景気悪化懸念や、石油輸出国機
構(OPEC)プラスが来月から増産を開始することも圧迫要因。円相場は一時1ドル
=148円半ばまで円安推移したことや、時間外取引でニューヨーク原油4月限が堅調
に推移していることは支え。
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は下げ幅を縮小。一時6万2460円まで
切り返した。
 午前10時58分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
630〜160円安。
 午前10時58分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1266枚。
【プーチン大統領とサルマン皇太子が協議】
 ロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのサルマン皇太子がOPECプラスやウク
ライナ情勢について協議した。サルマン皇太子はウクライナ危機の解決について、ロシ
アと米国の関係正常化にあらゆる可能な方法で貢献する用意があると述べた。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.32ドル高の66.87ドルで推移。
本日これまでのレンジは66.67〜66.92ドル。
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