アジア株 香港ハンセン大幅高 リスク警戒後退

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
14日のアジア株式市場は全般に買いが目立つ展開。米政府機関閉鎖リスクが後退したことを受けて世界的にリスク選好の動きが広がっている。香港ハンセン指数は300ポイントを超える上昇となっている。中国本土株も軒並みの大幅上昇。

東京時間11:57現在
香港ハンセン指数   23892.12(+429.47 +1.83%)
中国上海総合指数  3400.62(+41.89 +1.25%)
台湾加権指数     21952.00(-9.68 -0.04%)
韓国総合株価指数  2572.95(-0.69 -0.03%)
豪ASX200指数    7779.40(+30.33 +0.39%)

香港ハンセン指数は大幅高。バイオ医療のウーシーバイオロジクスが11%超える上昇。乳製品の中国蒙牛乳業なども強い。港湾、インフラなどのシーケーハチソンが大幅安。香港マカオ事務弁公室が同社が持つパナマ運河港湾資産の売却再検討を求める論表を改めて示したことなどが嫌気されている。新たな自社株買い承認などを行った保険会社AIAも市場の期待が大きかったためなどから売りが目立っている。

中国本土株もしっかり、ほとんどのセクターが買われている。酒造会社貴州茅壷酒、招商銀行、中国工商銀行、中国農業銀行、中国人寿保険、中国平安保険などの値がさ株が上昇寄与度上位。

豪ASXはエネルギーなどの売りもあってまちまちも、素材関連の上昇を支えに全体ではプラス圏。鉱山大手BHP、フォーテスキュー、リオティントなどの買いが目立っている。

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