アジア株 総じて上昇、上海株や香港株は大幅反発

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間17:45現在
香港ハンセン指数   23959.98(+497.33 +2.12%)
中国上海総合指数  3419.56(+60.83 +1.81%)
台湾加権指数     21968.05(+6.37 +0.03%)
韓国総合株価指数  2566.36(-7.28 -0.28%)
豪ASX200指数    7789.68(+40.61 +0.52%)
インドSENSEX30種  73828.91(休場)

 14日のアジア株は総じて上昇。上海株や香港株は大幅反発。中国当局が来週発表する見通しの国内消費促進策への期待感などを背景に買いが広がった。上海株は1.8%超の上昇、香港は2%超の上昇となった。
   
 上海総合指数は大幅反発。酒造会社の貴州茅臺酒、保険大手の中国人寿保険、乳製品メーカーの内蒙古伊利実業集団、ネットワーク機器開発会社の富士康工業互聯網、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)が買われた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反発。医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)、電気自動車(EV)メーカーのBYD(比亜迪)、オンライン生活関連サービス企業の美団(メイトゥアン)、電子商取引のJDドットコムが買われた。そのなかで、CKハチソンは急落。パナマ運河の権益を米投資会社などに売却したことについて、中国当局に批判されたことが嫌気された。
   
 豪ASX200指数は反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、乳業メーカーのa2ミルクが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが売られた。

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