石油午前=堅調、米国がフーシ派のイエメン西部を攻撃

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。イスラエルの船舶に対する妨害行為を再開したイエメン西部
のアンサールアッラー(フーシ派)に対して、米軍が攻撃を加えた。フーシ派は米艦隊
に対する攻撃も実施しており、イスラエルへの攻撃再開も警戒されている。また、軍事
物資だけでなく、フーシ派の標的の位置情報などはイランが提供している可能性が高
く、トランプ米大統領はイランに警告している。中国政府が消費振興特別行動計画を発
表したことも買い手がかり。時間外取引でニューヨーク原油は上昇。円相場は1ドル=
148円半ばで推移しており、先週末の大引け水準とほぼ変わらず。
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は一時6万3950円まで上げ幅を拡大
し、4ケタ高となった。ただ、上げ一服後は高値から押し戻されている。
 午前11時06分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
530〜1110円高。
 午前11時06分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1204枚。
【中国は追加景気対策を発表】
 中国国務院(内閣に相当)は消費促進特別行動計画を発表した。そのなかで都市・農
村住民の増収促進、消費能力の保障と支援、サービス消費の質的向上と暮らしへの貢
献、大口消費財(住宅・自動車・家電製品など)の更新と高度化など、8分野で30項
目の重点任務を定めた。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.78ドル高の67.96ドルで推移。
本日これまでのレンジは67.29〜68.37ドル。
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