前週のタイ中央ゴム市場のRSS現物相場は、7日の72.11バーツに対して、 14日には71.60バーツまで下落している。減産期のピークを迎えているが、産地 相場の価格トレンドは下向きになっている。11日には69.56バーツまで値下がり した。一方、週後半は消費地相場が安値修正の動きを見せ、つれて産地相場も安値から は切り返している。産地相場が減産期要因で上昇したことが消費地相場を押し上げたの ではなく、消費地相場の安値修正が産地相場を押し上げた可能性が高い。減産状態の評 価ではなく、消費地相場が需要不安を織り込むか否かが最重要視されている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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