石油午前=堅調、イスラエルがガザ空爆を再開

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。イエメン西部を実行支配するアンサールアッラー(フーシ
派)と米軍の衝突が強まっている。パレスチナ自治区ガザへの物資や電力供給を停止し
たイスラエルに対し、親イランのフーシ派は妨害行為を再開しており、米国はイスラエ
ル支援のためイエメン攻撃を開始した。イスラエル軍がガザ地区への空爆を再開するな
ど、停戦合意が終了した可能性があることも買い手がかり。ガザ地区では60人以上が
死亡したと伝わっている。円相場が1ドル=149円半ばまで円安・ドル高推移してい
ることも国内市場の支援要因。
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は一時6万3930円まで上昇した。夜間
取引の高値を上回っている。ただ、昨日の高値6万3950円付近が抵抗となってい
る。
 午前11時06分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
460〜590円高。
 午前11時06分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が538枚。
【日銀会合とFOMCが本日から開催】
 本日から2日間の日程で日銀金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)
が始まる。それぞれ円やドル相場に影響する可能性がある。原油相場で直接的な手がか
りとなるかどうかは不透明。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.08ドル高の67.45ドルで推移。
本日これまでのレンジは67.07〜67.51ドル。
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