LME市況=銅は米株高で続伸、アルミ・ニッケルは銅高につれ高で反発

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物            3カ月物
    アルミ        2,684.56  +    17.40     2,671.00  +    16.50
    アルミ合金      2,543.00  -     2.00     2,509.00        0.00
     銅         9,951.83  +    99.00     9,987.50  +    83.00
    ニッケル      16,169.69  +   155.41    16,399.00  +   150.00
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 アルミ3カ月物は反発。2651ドルで小幅続落で取引を開始。2646ドルまで軟
化したが、銅の上昇が下支えとなり、下値は堅く推移後、戻り歩調となった。銅が押し
目形成から持ち直すとつれ高もようとなり、2678ドルまで上昇。前日まで日足が3
日連続の陰線引けとなり、銅の上伸に逆行安となったが、この日は銅高に支援された。
ただ、上げ幅は前日の下げ幅に対し、半分程度にとどまった。
 銅3カ月物は続伸。9888ドルで小反落で寄り付いた。上海株の上昇が一服したこ
とや、銀の反落が警戒され、9867.50ドルまでジリ安となった。押し目買い意欲
が強く下値を切り上げた後、プラスサイドに浮上。米連邦公開市場委員会(FOMC)
の結果待ちムードながら、米国株が序盤から大幅反発となり、リスクオン(リスク容
認)の動きが強まった。前日の高値9917ドルを上抜き、テクニカル要因からも強気
となり、昨年10月7日以来の高値となる9998ドルまで上伸となった。ドルが対ユ
ーロで堅調に推移したことや、トランプ関税への警戒感から上げ幅をわずかに縮小し
たが、この日の高値圏で引けた。日足は7日連続の陽線引け。
 ニッケル3カ月物は反発。1万6240ドルで小幅安で取引を開始。1万6230ド
ルで買い拾われ下値の堅さを示した後、銅の続伸に支援され、切り返した。前日の高値
1万6470ドル超えとなると、上げ幅を加速し、1万6620ドルまで上昇。17日
の高値1万6685ドルが抵抗線になり、上げ幅を縮小したが、堅調に引けた。
今日の材料
・19日のアジア太平洋株式市場はまちまち。中国、台湾株、豪州株が売り優勢。その
 他は買い優勢。
・中国上海総合指数は3.33ポイント安の3426.43ポイント。
・欧州株は、まちまち。英・仏株価指数は買い優勢。独DAX指数が下落。
 英FTはエネルギー株などが買われて相場を支えた。独DAXは利益確定の売りが先行。
・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=148円台半ばまで急落。ユーロドルは今月14日
 以来の安値となる1ユーロ=1.0857ドルまで下落。安値を離れたが軟調。
・米FOMCで政策金利を据え置き。
・米国株は大幅反発。ニューヨークダウは383.32ドル高。ナスダック指数は246.67
 ポイント高(1.41%高)。
・ニューヨーク貴金属は金が小幅続伸以外は下落。ニューヨーク原油は小幅高。
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