NY貴金属引け速報=金の中心限月は小幅続伸、FOMCを控えて模様眺めに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   25/ 4  3041.2  +  0.4       プラチナ    25/ 4   1009.4  - 14.0
         25/ 6  3069.1  +  0.2               25/ 7   1021.1  - 14.1
    銀   25/ 5  3420.5  -  61.3      パラジウム   25/ 6  960.20  - 17.00
        25/ 7  3451.3  -  60.9              25/ 9  968.60  - 16.30
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 ニューヨーク金は売り買い交錯。銀は反落。前日比は金が0.7ドル安〜0.9ドル
高、中心限月の4月限が0.4ドル高、銀が61.1〜60.1セント安、中心限月の
5月限は61.3セント安。
 金4月限は小幅続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて模様眺めムードが
強く、積極的な売買は見送られた。ただ、トランプ米政権のもとでもBRICS諸国を
中心としたドル離れが続くと見られていることが相場を支え、最高値付近を維持してい
る。トランプ米大統領は従来の同盟国に対して関税で強くけん制しており、西側の分裂
が意識されてドルを圧迫するリスクがある。
 銀5月限は反落。利益確定の売りに押された。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが続落、パラジウムは反落。前日比はプラチ
ナが14.1〜11.5ドル安、中心限月の4月限が14.0ドル安、パラジウムが
17.00〜16.20ドル安、中心限月の6月限は17.00ドル安。
 プラチナ4月限は続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて調整売りが続い
た。主要な米株価指数はしっかりと推移し、リスク資産の一角であるプラチナを下支え
したものの、トランプ米政権の関税政策による世界的な景気悪化が引き続き警戒されて
いることが重しとなった。
 パラジウム6月限は反落。プラチナ相場に連動した。
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