−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 458.25 463.00 455.75 462.00 + 3.25 2025/07 467.00 471.25 465.00 469.25 + 1.25 2025/09 447.00 448.25 444.00 445.25 - 2.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 未入電 367,613 1,819,184 ( - 7,423) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米エネルギー省発表の週間エタノール統計(3月14日までの週) 生産量:日量110万5000バレル(前週比 4万3000バレル増) 在 庫: 2657万5000バレル(前週比80万1000バレル減) *米気象庁発表の6−10日予報(3月25日−3月29日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並み。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並み。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは期近2本を除き下落。終値の前営業日比は2.75セント安〜3.25セン ト高。中心限月の5月限は3.25セント高の462.00セント。 米国産の作付面積拡大観測が強いなか、S&Pグローバルが作付面積見通しを上方修 正したことが新穀限月中心に圧迫要因となったが、期近限月はこの日の米エネルギー情 報局(EIA)の週報のエタノール統計で、生産が増加する一方、在庫が減少していた ことが好感されてプラス引けした。 5月限は458.25セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では456 セント台を中心に軟調な展開となったが、欧州の時間帯に入ると、450セント台後半 でもみ合いレンジを切り上げて、米国の時間帯には460セント台台に乗せて、引けで も460セント台を維持した。 この日調査会社、S&Pグローバルが発表した今年の米国産コーンの作付面積見通し は9430万エーカーと、前回の見通しから80万エーカー上方修正された。また昨年 実績の9060万エーカーを大幅に上回っている。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル全域> 高めの気温が今後も続く見込みだが、雨量に焦点が移っており、とくに乾燥傾向が続 いたきた産地中部東側の地域でどの程度の慈雨となるのかが注目される。 <アルゼンチン全域> 今週末には強い寒冷前線により、産地全域で降雨が見込まれるが、前線通過後は月末 まで降雨はない見込み。 シカゴ小麦は総じて小幅続落。このところ米国産地の悪天候から騰勢を強めていたカ ンサスシティーの硬質赤色小麦がこの日は一転して崩れたことに圧迫されたが、前日の 米露首脳電話会談で高まっていたウクライナとロシアの停戦期待が後退するなか、この 日調査会社のSovEconが、3月のロシアの小麦輸出見通しを150万トンとし て、前年同月の480万トンを大幅に下回ったことで、黒海経由の供給圧力懸念が大き く後退し下支え要因となった。 中心限月の5月限は前日比1.50セント安の563.50セント。 今日の材料 ・ブラジル産地全域で高めの気温が続くが、乾燥懸念のある産地中部の東側の雨量が焦 点となる。 ・アルゼンチン産地では今週末に降雨の通過もその後は月末まで降雨がない見込み。 ・今年の米国産コーンの作付面積見通しを9430万エーカーと、前回の見通しから 80万エーカー上方修正(昨年実績はの9060万エーカー)=S&Pグローバル MINKABU PRESS
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