−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 1,010.00 1,011.50 1,003.25 1,007.25 - 2.50 2025/07 1,021.75 1,023.25 1,015.25 1,019.50 - 2.00 2025/08 1,017.00 1,018.25 1,010.75 1,015.25 - 1.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 153,377 183,679 854,533 (- 3,364) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証(3月20日までの週) 大 豆:82万2214トン(前週改定値:65万7836トン) *米気象庁発表の6−10日予報(3月30日−4月3日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並〜平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は概ね小幅続落。終値の前営業日比は2.50〜1.00セント安。中心限月の 期近5月限は2.50セント安の1007.25セント。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高は前週を上回る強気な内容だったが、米 トランプ政権による関税政策とこれを受けた米中貿易戦争懸念が引き続き重石となり 売り優勢で運ばれた。ただ、今春の米作付面積縮小観測が下支え要因となったため、 下げ幅は限られた。 5月限は1010セントで取引を開始。直後に1011.50セントの高値を付けた 後に値位置を落とし、1006〜1007.50セントの限られたレンジ内で高下し た。シカゴの時間帯には1003.25セントの安値まで値を落とした後に買い戻す動 きが見られて1010セント台を付けたものの、戻り待ちの売りを受けて値を落とし、 プラスサイドを維持できずに終了。 米農務省(USDA)発表の3月20日までの大豆週間輸出検証高は82万2214 トンで前週改定値の65万7836トンを上回った。累計輸出量は3993万1570 トンで前年同時期の3656万7839トンをおよそ9%上回った。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> アルゼンチンから新たな前線が移動してくる影響で、降雨の発生が見込まれる。 ただ、雨量は限られたものとなる見込み。土壌水分は概ね平年を下回っており、サフリ ーニャコーンの生育に適したとは言えない状態が続いている。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 前線の停滞に伴い降雨が発生しているが、雨量は予想されたほどではない。今週は前 線の影響で降雨が続く見通しだが、雨量は少量にとどまるだろう。 <アルゼンチン全域> 週末には前線が到来し、今後も前線が接近し続けるため未成熟のコーンや大豆にとっ ての慈雨が見込まれる。多くの穀物が成熟期に向かっているため、時間が経つごとに 慈雨が与える影響も低下する。二毛作目の大豆にとってこの雨は恵みの雨となって いる。 大豆製品は、大豆油は大豆と原油の堅調を受けて買い優勢で運ばれた。一方の大豆粕 は大豆油買いの大豆粕売りのストラドルに絡んだ動きから値を落とし、5月限は終値 ベースで300ドルを割り込んだ。 大豆粕5月限は前日比2.70ドル安の297.60ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル産地南部では降雨発生も雨量は限られサフリーニャコーンの生育には不足。 ・ブラジル産地中部は前線の停滞で降雨が見込まれるも雨量は限定的。 ・アルゼンチン産地では前線の接近に伴い慈雨発生へ。 ・3月20日までの大豆週間輸出検証高は82万2214トンで前週改定値の65万 7836トンを上回る。 MINKABU PRESS
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