[今夜の視点]シカゴコーン=小麦安が続くか否か

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引は小幅なもみ合い。5月限は457セント台でのもみ合いと
なっている。前日の小麦安が今夜も続くのかどうか注目される。小麦が下落すると、月
末の作付意向面積に向けて手じまい売りが出やすくなるので注意したい。
 前日のシカゴは下落。月末の作付意向面積の発表に向けて、作付面積の拡大見通しが
強いことで手じまい売りが出やすくなっていることに加えて、米国がロシアとウクライ
ナの黒海の安全航行や武力行使の排除で合意したと発表したことで、黒海経由の供給懸
念が大きく後退した小麦が下落したことに圧迫された。

 5月限は457.00セントまで下落した後、引けは457.75セントとほとんど
戻さずに460セント台を割り込んだ。

<今夜の予定>
◆ フランス ◆
【経済】 16:45 消費者信頼感指数 2025年3月(INSEE)
◆ イギリス ◆
【経済】 16:00 消費者物価指数 2025年2月(国立統計局)
【経済】 16:00 小売物価指数 2025年2月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 21:30 耐久財受注 2025年2月速報値(商務省)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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