26日のシカゴ穀物相場は、トウモロコシ相場の上値が重い一方、大豆相場の値動き は鈍かった。第一に、黒海のウクライナとロシアの停戦合意の影響がある。トウモロコ シと小麦は直接的な影響を受けるだけに、相対的に上値の重さが目立つ状況になってい る。第二に、今年の作付面積について、トウモロコシが増加、大豆が減少予想になって いる影響だ。31日に米農務省(USDA)の作付意向面積が発表されるが、新穀の面 積見通しを織り込む動きが、トウモロコシ相場の上値を抑えている。また、トウモロコ シと大豆に共通するのは、産地の降雨報告がネガティブ材料視されていることだ。今季 の米穀倉地帯では乾燥傾向が目立つが、週末に向けてまとまった降雨・降雪が予想され ている。作付け期に向けて、土壌水分不足が緩和されるとの見方はネガティブ。旧穀需 給に関しては、トウモロコシのひっ迫状態が目立つが、マーケットの関心は徐々に4月 に作付け期を迎える新穀需給にシフトし始めている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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