前週は60ドル台後半をコアに底固い展開になった。各種供給リスクの高まりが、原 油相場を下支えした。トランプ米政権がイラン産に続いてベネズエラ産石油に対する制 裁に踏み切ったこと、中東情勢の緊迫化、石油輸出国機構(OPEC)プラスが生産調 整の方針を示したことなどが、原油相場を下支えしている。一時70ドル台を回復して いる。しかし、供給不安の高まりが上値を圧迫しており、70ドル台定着には至らなか った。 今週は中東リスクの上値圧迫が強化され、やや上値の重い展開になろう。根強い供給 不安が下値を支えるが、70ドル台にレンジを切り上げていくのは難しいだろう。4月2 日にはトランプ米政権の相互関税が発動し、通商環境は急激に悪化する可能性が高い。 需給緩和見通しが大きく変わる訳ではなく、徐々に上値の重さを再確認する展開になろ う。 予想レンジは66.00〜71.50ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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