石油午前=大幅安、米相互関税を警戒して円高強まる

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅安。トランプ米政権の関税政策を巡る警戒感から、先週末の海
外原油が反落したほか、週明けは一段と円高に振れたことが国内市場を圧迫している。
2日に発動する米相互関税について例外はなくすべての国が対象となり、税率の水準に
ついてはあまり寛大ではない可能性がある。円相場は1ドル=149円ちょうど付近ま
で円高推移。時間外取引でニューヨーク原油は軟調。
 日中取引開始後、原油の2025年8月限は下げ幅を拡大。夜間取引の安値を下回
り、6万4990円まで下落した。
 午前11時04分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1870〜780円安。
 午前11時04分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が893枚。
【トランプ米大統領、ウクライナ停戦巡りロシアを警告】
 米NBCとのインタビューでトランプ米大統領は、ロシアのプーチン大統領に対して
腹を立てていると述べた。ウクライナ戦争を終わらせることができないのはロシアのせ
いである可能性があるという。ウクライナ停戦合意をまとめることができないなら、ロ
シアの原油に二次関税を課すと警告している。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比0.21ドル安の69.15ドルで推移。
本日これまでのレンジは68.81〜69.72ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。