[本日の見通し]石油=軟調、API統計は原油需要の高まりを示唆せず

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は軟調。ただ、夜間取引の値幅内を維持し
ている。
 米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫は前週比603万
7000バレル増となった。ガソリン在庫は前週比162万8000バレル減、留出油
在庫は同1万1000バレル減となったことからすれば、製油所稼働率の上昇は引き続
き限定的で、製品が取り崩されたと考えるのが妥当だろう。2024−25年シーズン
の冬場については製油所稼働率が高めで推移しており、季節的な上振れが遅れているの
ではないか。また、例年と比較してガソリン小売価格が低水準で推移しており、精油マ
ージンが限られることも、ガソリンの供給拡大を遅らせていると思われる。原油在庫が
積み上がりやすい反面、製品の取り崩し圧力は強まっていくだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油5月限は前日比0.03ドル安の71.17ドルで推
移。本日これまでのレンジは71.12〜71.28ドル。
 原油9月限の予想レンジは6万6000円から6万7000円、ガソリン先限は8万
7500円から8万8500円、灯油先限は8万7500円から8万8500円。
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