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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
プラチナ (25/ 7) 956.6 957.2 910.7 914.6 - 42.0
(25/10) 967.5 968.9 922.9 926.8 - 41.9
パラジウム (25/ 6) 928.50 932.00 905.00 907.60 - 23.20
(25/ 9) 938.50 939.50 918.50 917.80 - 22.10
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
プラチナ 19,063 49,951 82,829 (+ 3,638)
パラジウム 3,710 7,703 20,423 (+ 405)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 38,314.86 - 2231.07
前日 146.08/10 1.1051/53 ・ナスダック 15,587.79 - 962.82
本日 146.93/95 1.0935/37 ・10年米国債利回り 4.00 - 0.05
・NY原油 (25/05) 61.99 - 4.96 ・SPDR保有金残高 936.24 + 4.30
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムは大幅続落。前日比はプラチナ
が42.0〜39.2ドル安、中心限月の7月限が42.0ドル安、パラジウムが
23.20〜9.20ドル安、中心限月の6月限は23.20ドル安。
プラチナ7月限は続落。米国の相互関税発表後、米中貿易戦争が激化していることが
相場を圧迫している。中国は米国に報復措置を発表するなど、トランプ米政権に強く反
発している。中国は来週10日からすべての米国製品に34%の追加関税を課すほか、
米国に対するレアアースの輸出制限も発表している。
リスク資産市場の代表格である米株式市場は大幅続落。恐怖指数VIXは40超まで
上昇し、コロナショック以来の高水準となった。相互関税の発表前から1−3月期の米
経済は縮小するとの観測が強かったなかで、4−6月期も縮小し、米国の景気後退が始
まる可能性が強まっている。
3月の米雇用統計が堅調な内容だったことや、パウエル米連邦準備制度理事会(FR
B)議長の発言はドルを支え、プラチナ相場の重しとなった。パウエルFRB議長は、
関税がインフレに及ぼす影響は長期化する可能性があると指摘し、追加利下げに慎重だ
った。
パラジウム6月限は続落。プラチナ相場に連動した。
今日の材料
・ダウ平均は大幅続落、2000ドル超の下げに
・関税が来年の中間選挙で共和党の壊滅を招く恐れ=テッド・クルーズ上院議員
・ディエゴ・ガルシア島に配備された米ステルス爆撃機は6機=CNN
・ディエゴ・ガルシア島の米ステルス爆撃機にとってイランは射程圏内
・米国との鉱物協定の変更案は来週までに準備が整う=ゼレンスキー大統領
・関税が経済に与える打撃は予想を上回る可能性高い=パウエルFRB議長
・関税がインフレに及ぼす影響は長期化する可能性=同上
・物価上昇がインフレ継続を招かないよう確実にする必要=同上
・一歩引いて状況が鮮明になるのを待つべき=同上
MINKABU PRESS
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