ゴム午前=大幅続落、トランプ関税を受けた株価暴落を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、大幅続落。寄り付きでは、4日の米国株式市場が大幅安となった
うえ、時間外取引でも急落していることから、日経平均株価が大きく水準を引き下げた
こと受けて、大幅安となった。中盤に入っても、日中取引の上海ゴムが急落しているこ
とから、安値圏での取引が続いている。TSR20は、出来ず。

 午前11時51分現在のRSS3号は前営業日比21.0〜17.4円安。活発限月
の9月限は同17.4円安の303.3円、期先26年3月限は出来ず、推定出来高は
678枚(前日夜間取引含む)。

【上海ゴムが大幅安】
 清明節の休場明けの上海ゴムが大幅安となっている。トランプ米大統領の相互関税に
対し、中国政府が報復関税を発動されたことから、マーケットの混乱が続いている。上
海ゴムの中心限月の9月限は、1万5580元まで下落し、一代の安値を更新した。
 香港ハンセン指数も9%超の暴落となっており、金融市場の混乱がひと段落するまで
は、乱高下しそうだ。上海ゴムは下値を模索するとみる。まずは、節目の1万5000
元を目指すことになりそうだ。
【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
  シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は大幅安となってお
り、15.0〜9.4セント安となっている。
 上海ゴムは暴落となっている。午前11時00分現在、指標限月の2025年9月限
は、前営業日比995元安の1万5580元で推移している。

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