石油午前=大幅続落、場中の円反落で下げ幅縮小も9月限は3800円超下げ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は大幅続落。4日の海外原油の大幅続落、1ドル=145円台前半の
円高、週明けのニューヨーク原油時間外取引が一段安で推移を弱材料に夜間引け値から
下げ幅を拡大した。期中8、9月限から5000円超の下落となった。午前10時過ぎ
から円相場が146円台に反落となり、下げ幅を縮小。9月限は3800円超の下落で
推移し、大幅安からは抜け出せず。一代安値を更新する限月が続出し、安値を模索。
 ニューヨーク原油時間取引は期近5月限は前日比1.59ドル安の60.40ドルで
取引されている。
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は大幅安。夜間取引の引け値から一段安と
なり、5万5570円まで下落し、一代安値を大幅に更新。その後、下げ幅を縮小し、
午前10時半頃に5万7000円まで戻した。ただし大幅安状態で総弱気。
 午前11時28分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
4870〜330円安。
 午前11時28分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が3092枚。
【投資家心理はパニック状態】
 ニューヨーク原油が週明けの時間外取引で大幅続落となり、期近5月限は一時60ド
ル割れ。原油のみならず、商品市況は全面安。3連休明けの中国株式市場は大幅安。上
海総合指数は約6%の下落。投資家心理はパニック状態にあり、原油市況もあおりを受
けている。
【海外原油夜間取引=続落】
 ニューヨーク時間外取引で5月限は前日比1.59ドル安の60.40ドルで推移。
本日これまでのレンジは59.38〜61.18ドル。
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