−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (25/ 6) 2998.3 3118.5 2983.3 3079.4 + 89.2 (25/ 8) 3023.1 3143.8 3008.7 3105.2 + 90.0 銀 (25/ 5) 2978.0 3106.5 2925.5 3041.5 + 72.9 (25/ 7) 3005.0 3133.5 2954.5 3070.0 + 73.9 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 306,854 357,332 445,468 (- 27,886) 銀 116,073 173,405 154,289 (- 14,999) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 40,608.45 +2962.86 前日 146.37/38 1.0946/48 ・ナスダック 17,124.97 +1857.06 本日 147.72/74 1.0952/54 ・10年米国債利回り 4.37 + 0.08 ・NY原油 (25/ 5) 62.35 + 2.77 ・SPDR保有金残高 925.92 - 0.86 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金、銀は大幅続伸。前日比は金が88.1〜97.2ドル高、中心限月 の6月限が89.2ドル高、銀が72.9〜78.4セント高、中心限月の5月限は 72.9セント高。 金6月限は大幅続伸。時間外取引では、米中の貿易戦争激化に対する懸念を受けて押 し目を買われた。欧州時間に入ると、買い戻されて堅調となった。日中取引では、中国 の対抗措置発表を受けて買い優勢となった。買い一巡後は手じまい売りに上値を抑えら れたが、米大統領が相互関税の90日間停止を発表すると、押し目を買われた。 銀5月限は金堅調や米大統領の相互関税停止を受けて買い優勢となった。 ニューヨーク金6月限は大幅続伸。時間外取引では2983.3〜3087.0ドル のレンジで推移、前日比94.3ドル高の3084.5ドルとなった。6月限は、高寄 りしたのち、米中の貿易戦争激化に対する懸念を受けて押し目を買われた。欧州時間に 入ると、買い戻されて堅調となった。 日中取引では、中国の対抗措置発表を受けて買い優勢となり、3117.1ドルまで 上昇した。買い一巡後は手じまい売りに上値を抑えられ、3063.4ドルまで下落し た。その後は、米大統領が相互関税の90日間停止を発表すると、押し目を買われ、 3118.5ドルまで上昇した。 中国財政省は、米国からの輸入品に対する追加関税率を当初発表していた34%から 84%に引き上げると発表した。一方、トランプ米大統領は、貿易相手国に対する相互 関税について、国・地域ごとに設定した上乗せ部分を90日間停止すると発表した。一 律10%の基本関税は維持する。同時に、中国に対する追加関税を125%に引き上げ 即時発効すると発表した。 ニューヨーク銀5月限は、時間外取引で2925.5〜3061.5セントのレンジ で推移し、前日比86.9セント高の3055.5セントとなった。5月限は高寄りし たのち、金堅調を受けて買い優勢となった。欧州時間に入ると、上げ幅を拡大した。 日中取引では、米中の貿易戦争激化に対する懸念に上値を抑えられた。その後は、米 大統領の相互関税停止を受けて押し目を買われ、3106.5セントまで上昇した。 4月8日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比8万1621オンス減の4487 万2042オンス、銀は182万2253オンス増の4億9481万6468オンス。 今日の材料 ・中国財政省は、米国からの輸入品に対する追加関税率を当初発表していた34%から 84%に引き上げると発表した。10日に発動する。 ・トランプ米大統領は、貿易相手国に対する相互関税について、国・地域ごとに設定し た上乗せ部分を90日間停止すると発表した。一律10%の基本関税は維持する。同時 に、中国に対する追加関税を125%に引き上げ即時発効すると発表した。 ・米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は、米政府が打ち出している関税措置に起因 する物価上昇に企業や家計が対応を迫られる中、米国の経済成長率がトレンドを大きく 下回るほか、失業率が向こう1年で上昇する可能性が高いとの見方を示した。 ・2月の米卸売在庫は0.3%増と、前月発表された速報値と変わらずだった。関税導 入を前に企業が輸入品を前倒し購入した。市場予想と一致した。 ・米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は、米経済活動の最大部分を占める個人消費 の落ち込みを最も警戒しているとの認識を示した。 ・米連邦準備理事会(FRB)が公表した3月18─19日の連邦公開市場委員会(F OMC)議事要旨で、米経済は高インフレと成長鈍化が同時に起こるリスクに直面して いるとの見解でほぼ一致していたことが分かった。 MINKABU PRESS
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