アジア株 トランプ柔軟姿勢示すも信用できず インド株大幅高、逃避先として人気を集める 東京時間14:01現在 香港ハンセン指数 21434.68(+17.28 +0.08%) 中国上海総合指数 3260.55(-2.26 -0.07%) 台湾加権指数 19853.09(+340.00 +1.74%) 韓国総合株価指数 2481.99(+26.10 +1.06%) 豪ASX200指数 7769.00(+20.40 +0.26%) インドSENSEX30種 76764.00(+1606.74 +2.14%) アジア株はまちまち。 台湾株と韓国株は大幅上昇、トランプ関税柔軟化が期待されている。ただ、二転三転するトランプを信じている投資家は少ないだろう。トランプ氏は自動車に対する関税軽減措置の可能性について検討している一方、半導体関税措置を今週中にも発表する予定だ。 上海株は6営業日ぶりに反落、香港株も冴えない。フランス高級ブランドLVMHモエヘネシールイヴィトンの第1四半期決算でファッション事業の売上高が前年同期比で5%減少したことを受け、中国・香港市場では高級品やアパレルが下落している。トランプ関税による世界的な貿易戦争で米国と中国の富裕層が高級品を避けているようだ。米中の報復合戦は激化しており、今後も贅沢品やアパレルは苦戦する可能性。 休場明けインド株は大幅上昇、約2週間ぶり高値をつけている。ほぼ全業種が上昇。トランプの自動車関税措置一部見直し検討を好感して、タタ・モーターズやマヒンドラ・マヒンドラなど自動車株が大幅高となっている。 トランプ関税による世界的な貿易戦争のさなかインド株が避難先として人気を集めているという。インドの対米輸出依存度は低く米関税による打撃は比較的軽いようだ。
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