−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/ 6 3,346.4 +106.0 シカゴ大豆 2025/ 5 1,038.75 +2.75 NY銀 2025/ 5 3,298.0 +68.3 シカゴコーン 2025/ 5 484.25 +3.00 NYプラ 2025/ 7 980.1 +10.2 NY原油 2025/ 5 62.47 +1.14 NYパラ 2025/ 6 979.60 +0.60 ドル・円 142.08 -1.09 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は141.60円台までドル安・円高が進行 NY為替市場、ドル円の売りが加速し一時141.60円台まで下落した。142円 付近に観測されていたストップロスを巻き込んで141.60円台まで急落。午後にな って行われたパウエルFRB議長の講演を受けて、市場にはリスク回避の雰囲気が広が り、ドル円を押し下げた。 パウエル議長はシカゴでの講演で「当面は透明性向上を待つ状況が整っている」と慎 重姿勢を改めて強調。また、関税が経済に与える影響は予想より大きい可能性が高く、 インフレに及ぼす影響も比較的長期化する可能性にも言及したことから、市場は先行き 懸念を強め、早期の利下げ期待も後退させている。 議長はまた、「FRBの二大責務の目標が緊張状態に陥る困難なシナリオに直面する 可能性もある」とも述べ、「そのような状況が発生した場合、経済が各目標からどの程 度離れているか、およびそれらのギャップが埋まるまでの潜在的に異なる時間軸を検討 するだろう」とも述べていた。 短期金融市場ではなお、年内3回以上の利下げを織り込んでいるものの、エコノミス トからは1回ないしは利下げなしの可能性も指摘されている。 ◎NY貴金属=金が最高値更新、対中規制強化やドル安で ニューヨーク金、銀は大幅続伸。 金6月限は大幅続伸。時間外取引では、米半導体大手エヌビディアに対する規制を受 けて上値を試した。欧州時間に入ると、ドル安を受けて堅調となった。日中取引では、 米小売売上高が増加したが、関税引き上げ見通しで先行き不透明感が強く、ドル安に振 れると、史上最高値を更新した。 銀5月限はドル安や金急伸を受けて買い優勢となったが、日中取引では株安を受けて 上げ一服となった。 プラチナ系貴金属(PGM)は続伸。 プラチナ7月限は続伸。時間外取引では、米中の貿易戦争激化に対する懸念に上値を 抑えられた。欧州時間に入ると、ドル安や金堅調を受けて押し目を買われた。日中取引 では、金堅調につれ高となったが、買い一巡後は株安を受けて上げ一服となった。 パラジウム6月限はドル安や他の貴金属の堅調が支援要因になったが、株安を受けて 上げ一服となった。 ◎LME=全面高、ドル売りの動きが買いを支援 アルミ3カ月物は小幅続伸。2373ドルで小安く取引を開始。アジアから欧州の時 間帯にかけては米トランプ政権による関税政策の不透明感を受けたアジア株と欧州株の 頭重い足取りに上値を抑制されて低迷。2352.50ドルの安値を付ける動きが見ら れた。米国の時間帯も序盤は圧迫感のある値動きとなったが、終盤にドル安を受けて地 合いを引き締め、2390ドルの高値まで浮上。高値を離れてが2378ドルを割り込 むと買い戻される底堅さを見せ、小高い状態を維持したまま取引を終えた。 銅3カ月物は反発。9137.50ドルで軟調で取引を開始した後に9180ドル台 まで浮上する動きが見られたが、アジア株式市場が頭重い動きとなったことで値を落と し9028.50ドルの安値を付けた。欧州の時間帯を迎えてからも米政権の関税政策 を巡る不透明性を嫌気し欧州株が低迷したことに上値を抑制された。しかし、ドル安傾 向が強まったことで引けにかけてプラスサイドに転じ、引け間際に9216.50ドル の高値を付けた。9200ドル台を維持し、堅調に取引を終えた。 ◎NY原油=反発、米国が対イラン制裁を強化 ニューヨーク原油の期近は反発。 トランプ米政権が追加のイラン制裁を発表したことが相場を押し上げた。米国はイラ ンの原油輸出をゼロに近づけることを目標にしており、イラン産原油を輸入している中 国の独立系石油企業であるティーポットを含めた制裁を強化する。トランプ米政権が始 動した後、ティーポットを対象とした制裁は今回で第2弾となる。イランと米国は核開 発協議を先週から始めており、今週末には2回目の会合が開催されるなかでも、米国は イランに対する圧力を強めている。 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は上昇。原油相場に連動した。 ◎シカゴ大豆・コーン=揃って上昇、米産地の悪環境やドル売りの動きから 大豆は揃って上伸。 米中貿易戦争が警戒されるなか、米国の今春の大豆作付面積は中国向け輸出を見越し て縮小する可能性が意識されていることやドル売りの動きが強気材料視されるなか、全 限月が堅調となった。ただ、南米生産国の輸出が本格化する時期だけに上げ幅は抑制さ れた。 コーンは軒並み上昇。 米主要産地では作付が開始されているが、今週後半に再び降雨が発生すると同時に低 温も見込まれるなど、生育環境に対する懸念が強まったうえ、ドル売り傾向が米輸出を サポートするとの見方が強まり買い優勢で運ばれた。米国内のエタノール生産は減少し ていたが在庫も減少していたため弱気なインパクトは相殺された。 MINKABU PRESS
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