[今夜の視点]金・銀=日米の関税交渉で大きな進展との見方

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、乱高下。きのうの海外市場では、対中規制強化やドル安を
受けて買い優勢となり、史上最高値を更新した。アジア市場では朝方の3351.48
ドルから、踏み上げの動きとなり、3355.21ドルまで上昇したのち、ドル高を受
けて上げ一服となり、3322ドル台まで下落した。午後に入ると、押し目を買われ
たが、ドル高が再開すると戻りを売られた。
 トランプ米大統領は、米国の関税措置を巡る初の日米交渉に関連し、日本の代表団と
の間で「大きな進展」があったと自身のSNSに投稿した。赤沢亮正経済再生担当相は
米国から日本との協議が最優先との説明があったとし、今月中に次回協議が行われるよ
う日程調整することを明らかにした。為替は議題に上らなかったという。最初のテスト
ケースとして世界が注目している。
<今夜の予定>
・理事会結果公表(ECB)
・米住宅着工・許可件数 2025年3月(商務省)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米製造業景況指数 2025年4月(フィラデルフィア連銀)
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。