−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 金 (25/ 6) 3357.5 3371.9 3296.4 3328.4 - 18.0 (25/ 8) 3386.2 3400.7 3325.0 3357.1 - 18.0 銀 (25/ 5) 3277.0 3292.5 3211.0 3247.0 - 51.0 (25/ 7) 3309.5 3323.0 3242.0 3278.0 - 51.1 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) 金 249,860 133,283 463,490 (+ 6,862) 銀 61,692 50,179 143,634 (- 766) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 39,142.23 - 527.16 前日 141.86/88 1.1397/99 ・ナスダック 16,286.45 - 20.71 本日 142.45/47 1.1364/66 ・10年米国債利回り 4.33 + 0.06 ・NY原油 (25/ 5) 64.68 + 2.21 ・SPDR保有金残高 957.17 + 4.02 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ニューヨーク金、銀は反落。前日比は金が105.9〜110.7ドル安、中心限月 の6月限が106.0ドル安、銀が68.3〜70.4セント安、中心限月の5月限は 68.3セント安。 金6月限は反落。時間外取引では、踏み上げの動きを受けて史上最高値を更新したの ち、日米の関税交渉進展の見方を背景に利食い売りが出て上げ一服となった。貿易戦争 で中国の強硬姿勢が伝えられると、押し目を買われたが、ドル高に上値を抑えられた。 欧州時間に入ると、欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、もみ合いとなった。日中取 引では、連休前の手じまい売りが出て軟調となったが、売り一巡後は景気減速懸念など を受けて下げ一服となった。 銀5月限は金に利食い売りが出たことを受けて売り優勢となった。 ニューヨーク金6月限は反落。時間外取引では3325.5〜3371.9ドルのレ ンジで推移、前日比5.2ドル安の3341.2ドルとなった。6月限は、高寄りした のち、踏み上げの動きを受けて史上最高値を更新したのち、日米の関税交渉進展の見方 を背景に利食い売りが出て上げ一服となった。貿易戦争で中国の強硬姿勢が伝えられる と、押し目を買われたが、ドル高に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、欧州中央銀 行(ECB)理事会を控え、もみ合いとなった。 日中取引では、3355.8ドルまで上昇したのち、連休前の手じまい売りが出て軟 調となった。時間外取引の安値を割り込み、3296.4ドルまで下落した。ただ米住 宅着工件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数の落ち込みで景気減速懸念もあり、 売り一巡後は下げ一服となった。 踏み上げの動きを受けて史上最高値を更新したが、トランプ米大統領が、米国の関税 措置を巡る日米交渉に関連し、日本の代表団との間で「大きな進展」があったとし、交 渉の進展期待から利食い売りが出た。また連休前の手じまい売りが出て下げ幅を拡大し た。 ニューヨーク銀5月限は、時間外取引で3215.5〜3292.5セントのレンジ で推移し、前日比59.5セント安の3238.5セントとなった。5月限は安寄りし たのち、金に利食い売りが出たことを受けて売り優勢となった。売り一巡後は金の下げ 一服が下支えになったが、ドル高に上値を抑えられた。欧州時間に入ると、もみ合いと なった。 日中取引では、押し目を買われ、3266.5セントまで上昇した。その後は、金軟 調につれ安となり、3211.0セントまで下落した。ただ景気減速懸念からドル安に 振れると、下げ一服となった。 4月16日のコメックス指定倉庫在庫は、金が前日比40万7751オンス減の 4320万9723オンス、銀は53万4727オンス増の4億9910万3541オ ンス。 今日の材料 ・中国商務省は米国に対し、貿易交渉を行うのであれば、中国に「極端な圧力」をかけ ることを止め、相互尊重を重視すべきだと主張した。 ・米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、「金融政策は適切な位置にある」としつ つも、トランプ政権の関税措置がインフレを加速させると同時に成長を鈍化させ、失業 率を押し上げる公算が大きいため、近い将来において「金利政策を変更する必要はな い」という見解を示した。 ・欧州中央銀行(ECB)は、主要政策金利の預金金利を予想どおり0.25%引き下 げ2.25%とした。利下げは6会合連続で過去1年間で7回目となる。 ・国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は、貿易摩擦や国際貿易体制の広範 な変化を受けて、IMFの経済予測が大幅に下方修正されるとの見通しを示した。ただ 世界的な景気後退は予想しなかった。 ・米新規失業保険申請件数は前週比9000件減の21万5000件となった。2カ月 ぶりの低水準となり、労働市場が安定していたことを示唆した。ただ、関税を巡る不透 明感から企業は雇用拡大に消極的になっている。市場予想は22万5000件。 ・3月の米住宅着工件数は年率換算で前月比11.4%減の132万4000戸だっ た。市場予想の142万戸を下回った。 ・4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数はマイナス26.4と前月の12.5か ら低下した。市場予想は6.7。 ・トランプ米大統領は、ホワイトハウスで記者団に対し、連邦準備理事会(FRB)の パウエル議長について、「私が求めれば辞任するだろう」と語った。 ・ベッセント米財務長官が、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長の解任は金融市場 の不安定化を招くリスクがあるとして、ホワイトハウス当局者らに繰り返し警告してい ることが分かった。 ・トランプ米大統領は、ホワイトハウスで記者団に対し、中国と貿易を巡り「非常に良 いディールをすることになるだろう」と語った。 MINKABU PRESS
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