前週は290円水準で売買が交錯した。通商環境の先行き不透明感は強く、特に米中 対立が激化していることはネガティブ。足元の中国経済指標は良好だが、このまま不安 定な通商環境が続けば、世界経済の減速懸念がゴム相場の上値も圧迫しよう。特に株価 の上値が抑えられていることが、ゴム相場の上値を圧迫している。円高も円建てゴム相 場に対してはネガティブ。ただし、大きく値を崩すような動きは見られず、安値ボック ス傾向が目立った。 今週も上値の重さを維持しよう。リスク投資のセンチメントに強く依存しており、株 価急伸を促すような通商環境の大幅な改善がみられなければ、上値の重さを維持しやす い。逆に通商環境の先行き不透明感を高め、株価が軟調に推移すると、最近のボックス を下抜く可能性がある。特に円高傾向が維持されると、380円割れが意識されよう。 予想レンジは275〜290円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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