[本日の見通し]石油=下落も、EIA週報は季節的な需要拡大を示唆

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は下落。ただ、夜間取引で下げは一服して
いる。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、ガソリン需要の4週間移動平均は
日量869万9000バレルまで増加した。トランプ米政権の経済政策を嫌気してか、
ガソリン需要は一時的に前年割れを続けていたものの、前年並みの水準を回復してい
る。製油所稼働率が上向いていることからすれば、季節的な需要の上振れが本格化して
いる可能性が高い。米景気見通しについて不透明感が強いが、原油やガソリンの取り崩
し圧力は強まっていきそうだ。
 時間外取引でニューヨーク原油6月限は前日比0.02ドル高の62.29ドルで推
移。本日これまでのレンジは62.18〜62.39ドル。
 原油9月限の予想レンジは5万6300円から5万7300円、ガソリン先限は8万
6500円から8万7500円、灯油先限は8万6500円から8万7500円。
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