−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 461.00 470.00 460.50 467.25 + 6.75 2025/07 470.75 478.50 468.50 475.50 + 5.25 2025/09 435.00 439.00 432.50 437.00 + 2.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 365,011 628,859 1,544,177 (- 43,269) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米エネルギー省発表の週間エタノール統計(4月25日までの週) 生産量:日量104万バレル (前週比7000バレル増) 在 庫: 2538万9000バレル(前週比9万2000バレル減) *米気象庁発表の6−10日予報(5月6日−5月10日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは期近の主要限月は反発、他は続落。終値の前営業日比は1.00セント安〜 6.75セント高。中心限月の7月限は5.25セント高の475.50セント。 米農務省(USDA)が大口成約を発表したことやエタノール生産が増加しながらも 在庫が減少していたことが強気材料視された。また、一代の安値更新後でテクニカル面 からシカゴ小麦が堅調に転じたことも買いを呼ぶ要因となった。 5月限は470.75セントで取引を開始した後に軟化し欧州の時間帯を終えるまで 471セントを上値抵抗線とする安もみとなりこの中で468.50セントの安値を付 けた。USDAの大口成約発表を受けてシカゴの時間帯に急速に値位置を切り上げて 478.50セントの高値に到達。何度か高値に顔合わせした後に軟化したが、470 セント台後半を維持した。 米エネルギー省が発表した4月25日までの週における1日当たりの平均エタノール 生産量は前週比7000バレル増の104万バレルだった。また、4月25日時点の エタノール在庫量は前週比9万2000バレル減の2538万9000バレルだった。 米農務省(USDA)は仕向け地不明で24/25年度積み、12万トンのコーンの 大口成約を発表した。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、ミズーリ州南部からオハイオ州の一部にかけての地域では29日 に激しい雷雨となり、局地的には強風による被害も発生。30日朝方にはミシシッピー バレー中部で新たに雷雨が発生。対照的に五大湖周辺地域では一部地域では氷点下に達 する程度まで気温が低下するなか降雨は発生していない。 今週は中部で荒天となるが、この天気は次第に南部および東部に移動し、週末を通し てメキシコ湾岸地域及び大西洋沿岸地域に雨をもたらすだろう。プレーンズ南部からミ シガン湖にかけての地域での今後5日間の雨量は少なくとも25ミリに達する見込み。 なお、プレン—ンズ南部での雨量は50〜100ミリの見通し。 6〜9日間予報に関しては5月5〜9日にかけて全国的に気温は平年並〜平年を上回 るだろう。また、雨量はミシシッピーバレー以東で平年を下回るが、プレーンズでは平 年を上回る見込み。 シカゴ小麦は反発。7月限は前日に一代の安値を更新した後でテクニカル面から買い 戻す動きが膨らみ、一時、前日の高値を上抜く動きも見られた。ドル高や米産地の土壌 水分改善が重石となり、上げ幅を縮小したが、終値ベースで530セント台を回復し た。 中心限月の7月限は前日比5.25セント高の530.75セント。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州及びテキサス州では夜間以降の雷雨は日中を通して続い た。これにより一部地域で鉄砲水が発生。これらの雨は引き続きこれまで乾燥に見舞わ れていた地域にとって慈雨となっている。なお、極北部では依然として土壌水分が不足 した地域が見られている。 一方、南部では気温が上昇するなか農作業および穀物の生育が速いペースで進行。テ ネシー州北部およびバージニア州南部では30日の最高気温は32℃に達している。 今日の材料 ・米中西部ではミズーリ州南部からオハイオ州の一部にかけての地域では29日 に激しい雷雨となり、局地的には強風による被害も発生。 ・五大湖周辺地域では一部地域では氷点下に達する程度まで気温が低下。 ・プレーンズ南部からミシガン湖にかけての地域での今後5日間の雨量は少なくとも 25ミリに達する見込み。 ・4月25日までの週における1日当たりの平均エタノール生産量は前週比7000 バレル増の104万バレル。 ・USDAは仕向け地不明で24/25年度積み、12万トンのコーンの大口成約を 発表。 MINKABU PRESS
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