−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 1,040.50 1,042.50 1,028.25 1,034.75 - 6.25 2025/07 1,052.50 1,054.50 1,038.50 1,044.50 - 8.25 2025/08 1,046.25 1,047.75 1,033.25 1,038.25 - 8.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 217,266 291,249 753,027 (- 16,903) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(5月6日−5月10日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は期近から下落。終値の前営業日比は8.25セント〜5.25セント安。中心 限月の7月限は8.25セント安の1044.50セント。 米産地での順調な作付けが引き続き弱材料視された。また、米中間では中国側は一部 の輸入品に対する関税の免除を行っているとロイター通信が伝えているものの、依然と して米中間の貿易戦争に対する懸念がくすぶっている。中国向けの米大豆輸出見通しに 不透明感が強いことも弱材料視され軟調となった。 7月限は1052.50セントで取引を開始。その後は値位置を落として1050 セントを割り込んだ後は、取引を終えるまで1047セントを上値抵抗線とする安もみ となった。1040セントを割り込むとすぐに買い戻されるなど下落に対する抵抗も見 せたが、安もみのまま取引を終えた。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、ミズーリ州南部からオハイオ州の一部にかけての地域では29日 に激しい雷雨となり、局地的には強風による被害も発生。30日朝方にはミシシッピー バレー中部で新たに雷雨が発生。対照的に五大湖周辺地域では一部地域では氷点下に達 する程度まで気温が低下するなか降雨は発生していない。 今週は中部で荒天となるが、この天気は次第に南部および東部に移動し、週末を通し てメキシコ湾岸地域及び大西洋沿岸地域に雨をもたらすだろう。プレーンズ南部からミ シガン湖にかけての地域での今後5日間の雨量は少なくとも25ミリに達する見込み。 なお、プレン—ンズ南部での雨量は50〜100ミリの見通し。 6〜9日間予報に関しては5月5〜9日にかけて全国的に気温は平年並〜平年を上回 るだろう。また、雨量はミシシッピーバレー以東で平年を下回るが、プレーンズでは平 年を上回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州及びテキサス州では夜間以降の雷雨は日中を通して続い た。これにより一部地域で鉄砲水が発生。これらの雨は引き続きこれまで乾燥に見舞わ れていた地域にとって慈雨となっている。なお、極北部では依然として土壌水分が不足 した地域が見られている。 一方、南部では気温が上昇するなか農作業および穀物の生育が速いペースで進行。テ ネシー州北部およびバージニア州南部では30日の最高気温は32℃に達している。 大豆製品は、大豆粕、大豆油は共に大豆の軟調に追随安となった。大豆油は原油安の 受け入れ可能、とのサウジアラビアによる説明を受けたNY原油の下落も重石となっ た。 大豆粕7月限は前日比0.20ドル安の298ドル。 今日の材料 ・米中西部ではミズーリ州南部からオハイオ州の一部にかけての地域では29日 に激しい雷雨となり、局地的には強風による被害も発生。 ・五大湖周辺地域では一部地域では氷点下に達する程度まで気温が低下。 ・プレーンズ南部からミシガン湖にかけての地域での今後5日間の雨量は少なくとも 25ミリに達する見込み。 MINKABU PRESS
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