−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/05 1044.50 1046.50 1037.00 1038.00 -10.75 2025/07 1052.75 1057.00 1044.25 1045.50 -12.50 2025/08 1046.00 1050.75 1039.00 1040.25 -11.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 未入電 未入電 未入電 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(5月1日までの週) 大 豆:32万4101トン(前週改定値:45万7844トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 米農務省発表の週間大豆作付け進度報告(5月4日までの週) 大 豆:作付け:30%(前週18%、前年24%、平年23%) 発 芽: 7%(前年 8%、平年 5%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(5月11日−5月15日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は下回る〜平年並み コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は反落。終値の前営業日比は12.50〜5.75セント安。中心限月の7月限 は12.50セント安の1045.50セント。 週間輸出検証高が32万トン台と前週から減少して低調となるなか、原油がさらに崩 れたことや米国の時間帯のドル高でシカゴ穀物全面安の流れになったことに圧迫され た。米国産地の天気も生育に適したものになるとの見方で弱材料視された。また中国が 労働節の休日となっていることで、関税をを巡る米中の動きが一服していることも輸出 需要面から嫌気された。 期近7月限は1052.75セントで取引を開始。その後は1050セントの節目を 挟んだ軟調もみ合いとなっていたが、米国の時間帯後半にはさらに売り仏力が強まり、 1040セント台半ばまで下落した 米農務省(USDA)発表の5月1日までの大豆の週間輸出検証高は32万4101 トンと、前週改定値の45万7844トンを下回った。累計輸出検証高は4346万 1547トンと、前年同時期の3909万9787トンを約11%上回っている。 USDA発表によると、5月4日時点の米大豆作付進捗率は30%と、前年の 24%、平年の23%をともに上回った。また、発芽率は7%と、前年の8%を下回っ たが、平年の5%を上回った。 *米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは、ミシシッピ川の東側では低めの気温で雲が多く、雨模様の天気と なり、5日の最高気温は16〜18℃となろう。対照的にコーンベルト西部では高めの 気温で降雨がなく、先週降雨が発生したコーンベルト北部でもコーンや大豆の作付け作 業が進展しそうだ。 テネシー川流域にある低気圧は今後北東に進み、7日遅くには米北東部のニューイン グランド地域に抜けるだろう。米北東部を中心にさらに25〜50ミリの降雨が見込ま れる。また米国南西部から新たな低気圧が東進して来るため、ハイプレーンズの南半分 〜米大西洋岸南部にかけて、50〜100ミリの降雨となろう。降雨は週半ばにピーク を迎えそうだ。また6〜8日にかけてメキシコ湾岸中部ではさらに100〜200ミリ の大雨となる可能性がある。一方、コーンベルト北部では今後5日間降雨はない見込 み。 6〜10日天気予報については、5月10日〜14日にかけて、プレーンズ南部を除 きや米国南東部の大半を除き、全米で平年並み〜上回る気温が見込まれる。雨量は米国 南部の中央部、コーンベルト、プレーンズ、米国北東部で平年を下回る見込み。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズでは、気温が低下して降雪の可能性があるモンタナ州のハイプレーンズ、 降雨が見込まれるプレーンズ南部以外の地域では降雨はない見込み。 プレーンズ南部では河川の水位が上昇しており、テキサス州のゲインズビル付近のレ ッド川では洪水危険水位をを超えた。 米国南部では、テネシー川の低気圧の影響で低めの気温で曇りがちの天気となり、散 発的な降雨も発生している。大西洋分の諸州でも降雨が発生してるいところがあるが、 降雨は発生していないところは高めの気温で湿度も高く冬小麦の成熟に良好な環境にあ る。 大豆製品は、大豆油が続落、大豆粕も反落。大豆が期近から崩れたことに追随安とな った。 大豆粕7月限は前日比1.40ドル安の295.50ドル。 今日の材料 ・コーンベルト東部では雨勝ちの天気。西部では降雨はなく、先週降雨に見舞われた北 部でもコーンや大豆の作付け作業が進展する見込み。 MINKABU PRESS
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