石油午前=下落、海外原油は切り返すも円高が重しに

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は下落。円相場が1ドル=143円〜143円台前半で、連休前と比
較して円高・ドル安推移していることが重し。石油輸出国機構(OPEC)プラスが5
月に続き6月も増産ペースを加速することで合意したことや、米国がイエメン攻撃の停
止を発表したことも圧迫要因だが、東京市場の連休中に海外原油は安値から切り返し
た。今週末から米中貿易交渉が始まることも支援要因。時間外取引でニューヨーク原油
は堅調。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計はあまり材料視されてい
ない。
 日中取引開始後、原油の2025年9月限は下げ幅を縮小。夜間取引の安値からの戻
りが続いており、5万4520円まで戻した。
 午前11時10分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
2090〜890円安。
 午前11時10分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が2152枚。
【米空母から2機目のスーパーホーネットが水没】
 米空母ハリー・トルーマンから2機目のスーパーホーネット戦闘機が失われた。着艦
に失敗し、紅海に水没したと伝わっている。パイロットは脱出し無事だか、軽症を負っ
たもよう。先週は米空母ハリー・トルーマンがフーシ派の攻撃を回避しようと急旋回し
たため、1機目のスーパーホーネットが紅海に沈んだ。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で6月限は前日比0.52ドル高の59.61ドルで取引さ
れている。本日これまでのレンジは58.94〜59.74ドル。
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