[今夜の視点]金・銀=米FOMCを確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、下げ一服。きのうの海外市場は、ドル安再開や米関税の不
透明感を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の3393.39ドルから、
米中の関税協議見通しを受けて売り優勢となり、3362ドル台まで下落した。午後に
入ると、押し目を買われ、3392ドル台まで戻した。
 中国外務省は、同国を代表し対米貿易交渉に臨む何立峰副首相が9日から12日の日
程でスイスを訪問し、ベッセント財務長官と会談すると発表した。ドル安が一服し、金
に利食い売りが出た。ただ中国の支援策発表で楽観的な見方が後退した。今夜の米連邦
公開市場委員会(FOMC)では金利据え置きが見込まれている。トランプ米大統領は
利下げを要求しており、米大統領の反応も確認したい。
<今夜の予定>
・独製造業受注 2025年3月(経済技術省)
・ユーロ圏小売売上高 2025年3月(EUROSTAT)
・米FOMC声明文公表(FRB)
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